この記事を書き始めた時点で、妊娠5カ月目になったオギラバ管理人くまこです。
今回は、荻窪だけでなく東京都内からも「無痛分娩といったらココ!」と支持されている東京衛生病院について紹介していきたいと思います。
管理人くまこは新宿アートクリニックという不妊外来で治療を行っていて、ありがたいことに1回目の体外受精で子供を妊娠。産院をどこにしようかと思ったときに、「荻窪で有名な東京衛生病院でいっか!」と軽い気持ちで決めたのがきっかけでした。
そんな東京衛生病院について、詳しく説明していきたいと思います。
東京衛生病院はどんな病院?
東京衛生病院はキリスト教の病院です。といっても誰でも通うことができ、私も特にキリスト教徒というわけではありません。病院内の各所には聖書が置かれ、牧師さんが常駐しています。(牧師さんは呼ぶと30分以内にかけつけてくれるそうです。)
病院の隣には系列の「教会通りクリニック」があり、院内に検診センターもあるので健康診断のみを利用される方も多いようです。また、附属の妊娠外来「めぐみクリニック」が付近にあります。
内科・外科・整形外科・小児科・産婦人科・緩和ケア科・泌尿器科・女性泌尿器科・眼科・麻酔科・歯科があり、通常診療は平日のみとなります。
内科・外科・小児科は救急外があり、内科・外科は24時間、小児科は平日は23時半まで土日は16時半まで受け付けています。
衛生病院の出産は、24時間365日無痛分娩ができる
衛生病院の特徴は、24時間365日無痛分娩ができることです。お正月やゴールデンウィークでも夜間でも、差額が発生することなく安心して分娩ができます。
24時間無痛分娩ができるということは、24時間体制でスタッフや麻酔科医がスタンバイしているということです。この体制をとっている病院は少ないようですね。
次から、衛生病院での出産について詳しくまとめていきます。
衛生病院の分娩予約はいつから取れる?すぐに埋まっちゃうの?
衛生病院の分娩予約には定員がある
「赤ちゃんができた!」と確認できたら、早めにしておきたいのが分娩予約です。衛生病院の場合、無痛分娩を選ぶお母さんが多く、さらに人気の病院なので、出産予定月ごとに定員が決まっているそうです。
定員いっぱいになると、衛生病院で産みたくても産めなくなってしまいます。早めに予約するようにしましょう。
産科予約ができるのは心拍確認ができてから
では衛生病院の分娩予約がいつからできるかというと、「赤ちゃんの心拍が確認できて、出産予定日が確定してから」とのことでした。
もしまだ妊娠検査薬でしか妊娠を確認できていないなら、まず医師に妊娠判定をしてもらう必要があります。これはどこでもいいのですが、衛生病院に併設している教会通りクリニックの婦人科でもできるみたいです(私の場合は、不妊治療をしていたクリニックで妊娠判定が出ました)。
ちなみに申し込み時点では、妊娠を裏付ける資料などが求められることはありませんでした。
電話で問い合わせ可能だけど、申込は来院が必須
私の場合は、妊娠6週6日目に衛生病院に空きがあるかを問い合わせしました。妊娠予定の月を知らせると、まだ空きがあるということなのでひと安心。
ただし実際の分娩予約は電話ではできず、衛生病院に来院して申し込みをする必要があるとのこと(行くのが本人じゃなくてもOK)。その次の日に病院に申し込みに行きました。
出産申し込み日の内容や流れは?
東京衛生病院の産科申込をする日には、産科には行きません。あくまで申し込みだけなので、衛生病院の入り口付近にある総合受付で渡される書類に必要事項を記入をします。
妊婦の個人情報はもちろん、妊娠歴、家族の病歴などのカルテを記入します。それが終わると、衛生病院の産科や分娩についての説明の紙をいろいろともらいました。
産科の初心は妊娠10週からになるので、初回&その次の予約2回分を受付のスタッフさんが取ってくれて、予約票を渡してくれました。産科はすぐに予約が埋まってしまうので、早めに予約を取った方が良いみたいです。
衛生病院の出産費用の目安
申込時にもらった資料に、衛生病院の出産費用の概算の表がありました。
入院6日(正常分娩) | 約76万円(無痛分娩料含む) |
入院7日(正常分娩) | 約81万円(無痛分娩料含む) |
入院9日(帝王切開) | 約72万円 |
表の価格は硬膜外麻酔を使用した無痛分娩の場合の料金で、使用しない自然分娩の場合は約10万円マイナスになるそうです。
東京衛生病院は自然分娩もできますが、ほとんどの方は無痛分娩を選ぶようです。
自然分娩の病院と比べると30~40万円ほど高い
自然分娩を行っている病院の出産費用の相場は、40万円程度くらいです。それと比べると、30~40万円ほど高いと言えます。
ちなみに自治体や勤務先の健康保険組合から一律もらえる出産一時金は42万円なので、その範囲には収まらない額ですね。会社員の方は出産手当金とあわせれば賄えるぐらいの額かと思います。
私は自営業者なので持ち出しになりそうです💦
自然分娩の病院より入院日数が1日長い?
通常の産院では入院5日が多いようですが、衛生病院の無痛分娩で産む場合、1日長くなっています。というのも初産婦さんの無痛分娩(計画分娩)の場合、衛生病院では前日に病院入りします。そのため入院6日がスタンダードになっていると考えられます。
経産婦さんの場合は分娩前日に入院の必要がないので、入院5日で行けるようですよ。
実際の支払は(出産費用+差額ベッド代)-出産一時金
支払い時には、これに差額ベッド代が上乗せされます。6人部屋を選べば差額は発生しませんが、4人部屋や個室を選ぶ場合はそれぞれ価格が決まっています(1日5,000円~28,000円)。
また、衛生病院は出産育児一時金の直接支払制度に対応した病院なので、実際の支払い時には一時金42万円を差し引いた額を支払うことができます。
つまり、入院6日(正常分娩)で差額ベッド代がかからない場合は、退院時の支払い額は約34万円です。クレジットカードでの支払いも可能です。
レンタルサービス代は後日振込
出産後、衛生病院に入院している間にタオルと寝衣を使い放題で利用できるサービスがあります。日額514円(税込)です。出産後は出血がひどいので、ほとんどの方がこのサービスを使っているそうです。私も使うつもりです。
このレンタルサービスの使用料金は会計時には請求されず、後日レンタル業者から振込用紙が自宅に届く仕組みです。届いたらコンビニエンスストアで支払うようになっています。
入院6日だと約3,000円の支払いになります。
都内の別の無痛分娩と比べると費用は安め?
追記予定です。
東京衛生病院で出産するメリットとデメリット
〇24時間365日体制で無痛分娩ができるので安心
〇無痛分娩の実績がとても多い病院である
〇妊婦の健康管理に厳しく、リスクが抑えられる
〇出産後の入院時にデザートビュッフェが付いている
×自然分娩の病院と比べると、費用が高い
×菜食の病院なので、入院時に肉・魚が食べられない
×妊婦の健康管理はかなり厳しい
×定期健診時もいろんな検査があり、他の病院より費用が高め
追記予定です。

荻窪・三鷹を拠点に活動している個人事業主フリーライターです。荻窪LOVER【オギラバ】の更新情報はTwitter(@ogikubo_lover)で配信中。サイトに載っていない荻窪情報などありましたら、サイトのコメント欄やお問い合わせフォーム、またはTwitterの返信やDMで教えてください💛
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